平成29年12月7日付で「アパタワーズ神戸三宮」住民らが施工側3社に対し,損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したとの報道について

平成29年12月20日

各位

アパホーム株式会社

 平成29年12月7日付で「アパタワーズ神戸三宮」住民らが施工側3社に対し,損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したとの報道について

 一部の報道等においてアパタワーズ〈神戸三宮〉のマンション(以下,「本件マンション」という。)が「耐震偽装マンション」である旨の表現がなされていましたが,本件マンションは,耐震強度不足は指摘されたものの,「偽装」と認定されたものではありません。
 すでに行政から,「構造是正工事の完了について(通知)」の書面を頂いており,耐震強度不足の指摘については是正,解消されております。
 また,経年劣化を理由に補修工事をしていない旨の報道等がありましたが,弊社が経年劣化を理由に,全ての補修を拒否した事実はありません。
 弊社としては,管理組合様と協議を継続していた最中であり,また対象物件がすでに購入されたお客様のご資産であることから,これまで各報道機関からの照会に対して積極的な回答を差し控えて参りましたが,今般,一部に事実に相違した報道が全国ネットで放映されたことから,事実関係の説明をさせて頂くことと致しました。
つきましては,以下に,協議の過程や報道内容に関し,以下にその概要を説明させて頂きます。

  1. 「耐震偽装マンション」と表現について
    ・報道等において本件マンションについて「耐震偽装マンション」と表現がありますが,本件マンションは,「偽装」と認定されてはおりません。
    ・一部の報道では,アパホテルの社長がお詫びする映像が放映されましたが,このお詫びは,今回のタイルの剥落とは関係がありません。
    ・当時お詫びをおこなったのは,京都市よりアパヴィラホテル〈京都駅前〉とアパホテル〈京都駅堀川通〉の耐震強度不足の指摘を受け,即座にホテルの使用を停止するように指示を受けた結果,当日ご予約をいただいたお客様にホテルを一時休止することで宿泊提供が出来なくなったことに対するお詫びであり,すべてのご予約の方々に連絡がつかないことが懸念されたことから,記者発表という形をとったものです。したがいまして,決して耐震強度不足に対するお詫びではありません。
    ・アパホーム,アパホテル他,アパグループが耐震偽装をおこなった事実はありません。
  2. 2015年3月に外壁タイルが剥がれるという事象後の対応について
    ・即日,剥落箇所の周りの危険可能性部分について,弊社において撤去しました。
    ・その後ゴンドラを設置し,その他の危険可能性部分のタイルも撤去いたしました。
    ・弊社にて,本件マンション建物全体にネットを設置し,安全の確保につとめさせて頂きました。
  3. 施工不良について
    ・一部報道で,タイルの超高圧水洗浄法による目荒らしをしていないことを以って「施工不良」という指摘もあったようですが,この工法は,本件マンションの施工後2013年日本建築家協会の共通仕様書の改定に伴い,標準工法になったものです。
    ・本件マンションの施工段階においても,貼付モルタルメーカーによる「タイル接着力強度試験」を実施しており,全て合格している結果を管理組合様へ提出しております。
  4. 補修工事について
    ・弊社からも補修工事をさせていただきたい旨を申し出ており,理事会や説明会にも複数回出席させて頂き,管理組合様とは協議をさせていただいておりました。
    ・補修工事は,管理組合様において弊社との間で金額の合意が纏まらない状況にて発注されましたが,これは管理組合様の大規模修繕工事の実施と併せて行われたものです。
    ・なお,弊社は,100%施工不良だという管理組合様の主張に対して経年劣化の存在を指摘させていただきましたが,そのことによって協議に応じてこなかったということはありませんし,解決に向け努力しておりました。
  5. 損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したとの報道について
    ・管理組合様が補修工事費の損害賠償を求める訴えを起こしたと報道がありました。管理組合様によるタイルの補修工事に関して,補修工事終了後も双方の代理人間にて協議をしておりましたが,管理組合様と弊社とで工事金額に大きな開きがあり,負担割合についても合意できない状況で今日に至りましたことにつきましては誠に遺憾に存じます。
    ・訴訟に関する具体的な内容についての回答は,控えさせていただきます。

 2007年の耐震強度不足の問題もあり,本件マンション管理組合様との協議については,真摯に対応して参る所存でありますので,何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。

以上